ごはん 牛乳 親子焼き 大蔵大根と豚肉のべっこう煮
江戸東京野菜とは、江戸から昭和の各時代に東京近郊で栽培された伝統野菜です。この野菜は、固定種といわれるもので、自家採種をしながら命を育み、昔から今日に命が引き継がれてきました。
大蔵大根は、大田区の隣、世田谷区にゆかりのある江戸東京野菜です。
東京都八王子市にある「とうきょう元気農場」で、給食のために育てられた貴重な大根です。給食室の前に、大根も展示しました。青首大根と違い、均一に白く、太い特徴があります。大根特有の苦みが少しありましたが、子供たちからは「おいしい」という声が聞かれました。また、葉もたっぷり使いました。
実は、大田区にも古くから伝わる江戸東京野菜があります。「馬込三寸（まごめさんずん）にんじん」と「馬込半白節成（まごめはんじろふしなり）きゅうり」です。
畑が少ない区部の子供たちにとって、これらの野菜が身近な存在になってくれることを願います。
◎主な食材の産地
米：山形県 麦：富山県 石川県 福井県 大蔵大根：東京都八王子市（とうきょう元気農場） にんじん：千葉県 たまねぎ：北海道 里芋：愛媛県 鶏肉：宮崎県 鶏卵：青森県 こんにゃく：国産 豚肉：千葉県 削り節：鹿児島県・静岡県・大分県等
